5・6校時に,2年生が命に関する学習を行いました。保体の先生と担任の先生,そして養護教諭の先生が授業を行います。
5校時は,「がん」の正しい理解と予防について考えました。「がん」の原因はさまざまで,喫煙や飲酒などの生活習慣や遺伝的要素,あるいは原因はわからないこともあるそうです。また,定期的な「がん」検診による早期発見の重要性にも気づきました。授業の後半では,グループに分かれて校長先生と担任の先生にインタビューを行い,生活習慣など得られた情報をもとに「がん」予防に向けて先生方へ助言を行いました。「年に1度はがん検診を受けましょう」「1日15分間運動をするといいでしょう」など,根拠をもってアドバイスができました。
6校時は,自分らしく生きることについて考えます。まずは,自分が「がん」と診断されたと仮定して,治療方法の選択や過ごし方について想像してみました。生徒によって考え方はさまざまで,「自分らしさ」とは何か,好きなことや得意なこと,そして大切にしたいことは一体何だろう・・・と,自分自身と向き合いました。「病気に関わらず,1日を大切にしながら自分らしく生きていきたい」という生徒の感想が印象的でした。