20日(木)の5・6校時に,1年生が人権学習を行いました。
はじめに担任の先生から「なぜ人権学習をするのか?」と問われ,生徒たちは,人権問題の背景や差別を受けてきた人たちのことを理解することが人権問題の解決につながるのではないかと考えていました。
今回の授業では,主にハンセン病について学びました。鹿屋市にある星塚敬愛園に入所されている方の体験談の映像を見て,今まで辛く悲しい思いをしたり悩んだりした方々の存在に気づき,人権を尊重することの大切さに改めて気づいたようです。
授業の後半では「男女差別」や「子どもの権利」など,ハンセン病以外の人権問題についても学習しました。日本の現状を知るにつれて,「なぜ賃金に差があるのか」など素朴な疑問が次々にうまれました。今日の授業で抱いた「なぜ」を解決することが,差別解消につながるかもしれません。
今後もさまざまな人権問題について学習して理解を深め,さらに人権感覚を磨いていきたいですね。